アクセス解析 VERROCK FESTIVAL '11【VRFの軌跡】
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大型イベントへの参戦がほぼ初と言っても過言ではないおっぺけPの参加が話題になった昨年のVRFは、
「アイマス2の発表」と「9.18」という2つの大きな事件を経た年の最後に行われるイベントとして、
とても注目度の高いものになった。
オーディエンスの熱狂に支えられたVRFは2010年デビューPブースの金のPのアクトや、
3日目の七夕PからR(略)Pの流れでは奇跡的な空間を生み出したのをはじめ、全ての枠で大きな感動をもたらした。
初日の本ステージはニコマスロックの申し子、卓球Pによるアクトで幕を開けた。
旧作のアンセムやリメイクなどを用いた最高のアクトは、その後のフェスの空気感を決定づけた。
ユウシロウPの枠では「ゲスト枠」、かきPの枠では「MC枠」という試みが行われ、大きな話題を呼んだ。
ふらうPの枠ではブルーハーツやハイスタンダードをメインにしたアクトでニコマスパンクスを見せつけ、
おっぺけPの枠では昔からの人には懐かしい、最近の人には新しいという、
極上のニコマスクラシックを味わう事ができた。
ヘッドライナーのOGOPは同年発表された「ニーナのために」と、新作を2本公開し、健在ぶりを見せつけた。

2日目は一転、スタイリッシュなアクトが続いた。
トップのセプタムは幅広い選曲で新作を5つドロップというのセットリスト、
続く2960Pは全作一人のアーティストの楽曲を使った「林檎縛り」セットリストで、どちらもオーディエンスを驚かせた。
ヒトコトPは「サヨナラ、セカイ」をはじめ、「世界」をテーマにしたアクトを見せた。
ひとつセカイを抜けた後に待っていたのは、VRF2010の目玉一つ、しちやんPであった。
「PANDA-RIDE」、「MILK ROCK」などを基調に、SUPERCARの楽曲を用いた新作を絡め、
脳髄にダイレクトに響くようなアクトを見せた。
「静かにアガる」というのを特に感じたのは、うしわかPのアクトではないだろうか。
この年多忙を極め旧作のみで組まれたセットリストでアクトを行ったうしわかPだが、
この30分は流れにマッチした最高の時間だった。
「Listen and repeat」で始まり、「Krafty」で締める、極上の時間だった。
この日のヘッドライナー(主催者枠)で登場のversusPは、
大作2本を交えたセットリストでスタイリッシュな2日目の流れを見事にまとめあげた。

3日目の熱量は尋常なものではなかった。
トップのごPはこの日も「丸借り」というスタイルで見事にセットリストをまとめあげた。
ニコマスを見る世代にはドンピシャリであろうという選曲で、一気に空気を作り上げた。
七夕Pは迷いの中で3本の新作を公開した。
1本目の動画のあとに流れたカウントダウンで息を飲んだ人も多いのではないだろうか。
R(略)Pの枠は、前枠の七夕Pの流れを汲んだ最高の枠となった。
その作品にあったMC動画を制作しセットリストに盛り込んだ事で、旧作の更なる魅力に気付かされた。
えびPの枠では「フェス限定」の新作が公開され、
ファンにとって大切な動画「Be Myself」では生放送の画面が愛あるコメントで埋め尽くされた。
お茶P、しょじょんPはそれぞれ別の枠だったが、この枠は2枠1時間で一つの作品だったといっても間違いではない。
合作による新作、リメイクによる新作など、見ごたえたっぷりの一時間であった。
トリ前のエコノミーPの枠も、以前削除された作品が見れる大変貴重な枠となった。
この作品はタイムシフト中には公開されず、この日、この時間にしか見る事が出来ない、本当のライブ動画となった。
この日のヘッドライナーも主催者枠での登場となり、めいろっくPが出演した。
新作「Fire Cracker」では極上のステージを見せ、モッシュ・ダイブの嵐が目に見える様な時間だった。
ラストは「冒険彗星」、「いいんですか?」で締め、この時の生放送の画面上は「VRF」弾幕で埋め尽くされていた。

●開催期間●
- 2010年12月17日(金)・18日(土)・19日(日)

●開催場所●
- ニコニコ生放送/ニコニコミュニティ:THE IDOLM@STER(アイドルマスター、ニコマス総合コミュ)

●総動員数●
- 11,781人(タイムシフト含む)
16日(金)
17日(土)
18日(日)
PanP
セプタムP
ごP
ゆきろんP
2960P
七夕P
ゆーかP
くるるP
R(略)P
金のP
ツークンP
えびP
卓球P
ヒトコトP
お茶P
ユウシロウP
しちやんP
しょじょんP
ふらうP
うしわかP
エコノミーP
おっぺけP
versusP
めいろっくP
かき
OGOP