Introduction
mylist:俺が俺に残した爪痕
ふらうPと聞くと"ニコマスでもっとも美しいパンゴシ動画(sm6662571)を作ったP"というのが個人的にはまっさきに来る。というかこの衝撃が鮮烈すぎて今でも脳裏に鮮明に再生される。
実際のところ「春香は俺が育てた」シリーズや料理タグの猛者でもあったりと引き出しの多さはVRF参加者でも屈指なのだがまあここはひとつふらうP動画の「美しさ」について考えてみたいと思う。
ふらうPのステージというのはもうなんというか、隙がないのである。カット割りから展開から音の拾い方まで絵になるというか、「あ、ここ考えたんだろうな」という感覚が常にある。アイドルたちを送り出すステージを、もれなく準備する。舞台の仕掛けからカメラから楽曲から、これでもまだ足りないところはないかとありとあらゆる所に。
アイドルたちはふらうPが自分のためにやり尽くしてくれてることを知ってるからこそ、それに応えるだけの準備をしっかりして立つ。結果、そこに生まれるステージには心地よい緊張感がうまれ、無駄なところが全くない。どのタイミングをとってみても彼女たちは常に魅せることをわかっている。
おそらくはこの完成度の高さそのものがふらうP動画に自分が感じる「美しさ」なのだと思う。完成度の高さといってもいいのかもしれない。人の業が鍛え上げられるときに備わる美しさ。それに近いものを感じるのである。
リアリティの中で追求する美しさ。その文脈において間違いなく最前線で戦っている人の一人だと思うのだ。だからこそ、そういう観点で今年もふらうPには「美しいロックンロール」に期待せざるを得ないのである。【damehumanoid】
|