| 「参加者を完全にオファー形式にした意図は何ですか?」 |
| まず、イベントのモチーフとした形が「音楽フェスティバル」である事が一番にあります。 |
| 現在日本には四大ロックフェスティバルと呼ばれる大型フェスの他、アーティストが主催をして行われるフェスが数多く存在しています。 |
| 前者は実際にフェス運営に特化した会社が企画・運営をしている為、出演するアーティストが多く、 |
| 大御所や中堅、新進気鋭の若手まで数多くのアーティストをフォローしてフェスが行われています。 |
| 後者は主催するアーティストがメインで運営をしている(勿論フェスの運営はアーティストの他にやっている会社がありますが)ため、 |
| あまり多くの出演者を呼べない半面、主催アーティストの趣向が色濃く出る出演陣になる事がよくあります。 |
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| 前者であれば事前に募集をかけて、タイムテーブルを構築していく事も出来たかもしれないのですが、 |
| まず今回イメージした形は後者の「アーティストが主催して行われるフェス」への方向性が強くありました。 |
| それは出演者の数や趣向以前に、普段ニコマスの企画の運営をした事がない我々が、今までのニコマスの企画の形とは少し違ったイベントを、 |
| 果たして今の自分達のキャパで出来るだろうか?という不安があったため、第1回の今回は完全にオファーという形にさせて頂きました。 |
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| もうひとつは、こういった形のフェスがこれからニコマスで行われれば良いなという期待を込めて、こういう形式のフェスを提示させて頂きました。 |
| 今回は「一人30分」、「MADPV」、「一本新作を混ぜる」という以外は特に制限を設けないフェスという形になりましたが、 |
| 例えばこれが「洋楽オンリーである」だとか、「ステージオンリーである」だとか、「インスト楽曲オンリーである」だとか、 |
| 各々の趣向を凝らした上で、なおかつタグロックではない、その場にしか存在しないフェスティバルが見れれば良いな、という想いは常々あって、 |
| 今回のフェスは主催・めいろっくからの提示という事で開催をさせて頂いたのも、かなり大きな要素としてあります。 |
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