Introduction
mylist:アイマスで作ったもの
『RGBの魔術師』
とある島P作品についたこのコメントは氏のプロデュース作品の特徴を端的に表していると言えよう。時にステージに立つアイドルをより引き立たせるように照らし、或いは音と一体になった強烈な発光で我々の目を眩ませる。春香美希千早のRGBトリオを好むということだけではない、見る者の脳裏に強く焼きつく光の使い方は氏の匙加減1つでその姿を自在に変えるのだ。脳の奥を揺らす強烈な連撃、慈愛に満ちた淡さ、幻想空間の現出。まさに何でもありな魔術師ぶりである。
これに加えて緩急自在のカメラワークにダンスの躍動感を伝えるテンポの速いカッティング、更にはライブ感追及の手ブレ効果さえも用いるなど、アイマス2発売以降、視覚面でのインパクトはより力を増し観客を虜にする「魅了」の魔法はファンを確実に増やし続けてきた。
そんな島Pが満を持してのVRF登場である。1人のPに任せられた時間は30分であるが、島Pの作品にはご存知の通りにノーマルステージPV以外にもモーショングラフィックスをこれでもかと炸裂させた合成PV作品もあることはわざわざ記すまでもないだろう。新作・旧作織り交ぜたセットリストで果たして島Pはどのような流れを組んでくるのか?爽快感重視でMG作品中心となるか、ライティングの妙技を味わってもらうステージPV中心となるか。はたまたそれらを自在にミックスした誰も想像のつかない構成の魔術を見せ付けるのか。
どんなセットリストが来るにせよ、視覚と聴覚を存分に満たしてくれる珠玉の時間が待っていることには間違いは無いだろう。新作への期待も含め、当日を楽しみに待とうではないか。【悪来(仮)】
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