Introduction
mylist:自作マイリスト
Twitter:@_94P
VRFに出たつもりで12月に新作を30分作りたい、と本気で言ってのけたPがいた。去年見たVRFのあの熱量と感動が忘れられない、とそのPは続けた。それが94Pだ。
彼の作品群にはニコマスの原風景が感じられるなと思った。作りたい曲がある、作りたいことがある、だから動画という形にする。それが94Pの辿ってきた道であり、4年以上続いてきたニコマス史そのものだと。その姿勢はあくまでも真摯、穿つことなく素直。そういう印象だった。少なくとも、彼と話をするまでは。だがその認識は少し間違っていたようだ。
彼は、想像以上に確固たる情念を持って動画を作るPだった。意欲と熱量を動画に変換し続ける、少しでも自分の持ち味を最大限に出し切る、そんな心地よい作り手だったのだ。そこを是非とも、VRFのステージで確認してみて欲しい。
94Pは、今回の出演者では一番最後に参加が決定したPであり、VRFに賭ける情熱、その一点を買われてオファーが出された唯一のPだ。彼が一番立ちたかったステージに立った時、その熱がどこまで高まっていくのか本当に見てみたい。【えびP】
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